少し間が空きましたが、前回の続き。
マーケティング活動の貢献度は直接算出するのは難しい。
そのためにKPIを設定するが、KPIは直接KGIに対して直接の因果関係がないケースがほとんど。
得てしてPVを稼ぐための広告出稿や営業成果はない展示会に出展みたいな企画や
ブログにきわどいタイトルを付けるなんかもそういった手法の一つ。
じゃあどうするのというのが今日のテーマ。
広告流入からコンバージョンに至るまでだけではなくその後の顧客接点すべてを一気通貫で見れるようにシステムを組んじゃえばいいんじゃないのというのが今回ご案内したい1つのアイデア。
海外の情報なんかも含めていろいろ探していると「マーケティングパフォーマンスマネジメント(Marketing Performance Management)」という考え方がそれに相当するらしい事がわかりました。
ただ、MPMも十分な情報があるわけではなくある程度エッセンスから類推するしかない状態だったので、
今回ご紹介したい方法は手持ちのアイデアをつなぎ合わせたオリジナルの手法となっています。
ざっと言いたい事を箇条書きにします。
(1)アクセス情報と顧客情報の突き合わせ
(2)すべての顧客接点の集約
(3)統計学的手法を取り入れた貢献度の分配
(4)短期収益ではなくLTVで判断する
(5)価値指標と利益指標を分ける
(6)コンテンツの償却計算によるROI計測
(7)キャンペーンの階層管理
最終ゴールとしてはこの手法を取り入れる事によって
認知・啓蒙などの直接収益を求めないマーケティング活動の可視化
成果計測の難しいソーシャルメディアを使ったマーケティング活動の可視化
Webサイトのコンテンツ追加など維持管理のパフォーマンスの可視化
あとはコストもきちんと計測していくことで
「1コンテンツあたりの期待収益」
を円単位で計測することが可能になると思っています。
一つのテーマにたくさん言いたいことがあるので、一度に全部は書ききれず小出しにまとめていきます。
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